この体験センターは、マレーシアのクアラルンプールに位置し、世界初のインタラクティブデジタルショールームとして注目を集めています。その特徴の一つは、Water Careセクションにある水浄化ステーションです。白と木材の曲線デザインを用いて、「木」の概念を導入しました。なぜなら、水は「生命の木」、すべての生命の源だからです。
センター内部に足を踏み入れると、白と明るい雰囲気、曲線と木材のデザインが目に飛び込んできます。全体的なデザイン要素はブランドイメージに準じており、清潔でスリークな印象を与えます。レセプションと待合エリアは、曲線と木材のパネリングデザインが特徴で、入口からすぐに目を引く強力な焦点となっています。
CECはブランドヘリテージ、Water Care、Air Care、Living Care、Service Careの5つのエリアに分けられています。各セクションは物理的な特徴とインタラクティブなデジタル要素を組み合わせており、顧客がCowayの製品とサービスを直接理解するのに役立ちます。
このプロジェクトの主な挑戦は、2210平方フィートのスペースに5つの異なるゾーンを収めることでした。センターは様々な年齢層に魅力的であるとともに、洗練された魅力と機能性のバランスを保つことを目指しています。そのため、各ゾーンは視覚情報だけでなく、訪問者がインタラクティブな活動に参加できる要素を持つように設計されました。
このデザインは2022年のA' Interior Space, Retail and Exhibition Design Awardでブロンズを受賞しました。この賞は、芸術、科学、デザイン、技術のベストプラクティスを取り入れ、強力な技術的および創造的なスキルを発揮し、生活の質を向上させ、世界をより良い場所にする優れたデザインに授与されます。
プロジェクトデザイナー: IQI Concept
画像クレジット: Photographer: David Yeow
プロジェクトチームのメンバー: Yie Yee Wong
Alice Dinh
Wei Ling Yee
プロジェクト名: Coway
プロジェクトのクライアント: IQI Concept